ロードバイクが趣味の鍼灸マッサージ師のブログ

ダイエットと有酸素運動と筋肉　
　ＮＨＫのあさイチで今朝特集していたステキにき・ん・と・れがわかりやすくダイエットと有酸素運動と筋肉の関係を解説していたのでこれについて書いていきたいと思います。

あさイチという番組について
　あさイチでは女性や高齢の方むけの内容をよく特集しているのですが、面白い内容でわかりやすく解説しておりしかも番組を見れなくてもＨＰで詳しく解説してくれているので便利なんですよね。私も午前中に在宅訪問マッサージで施設や個人宅をまわってテレビなどでちょっと耳に入れたものを、後でネットをみて内容を確認しています。

運動と有酸素運動
　あさイチでも解説していましたが、過度なダイエットと運動を平行して取り組むと筋肉まで落ちてしまいます。それを何回も繰り返すとどんどん筋肉がおち結局基礎代謝も落ちてしまい、痩せにくいそして痛みの感じやすいからだの出来上がりとなってしまいます。私は過去に勤めていた治療院でプロボクサーを治療させていただいていました。

減量と筋肉の関係
　そこで試合前に無理な減量をしているボクサーは簡単に筋肉痛になっていたのを思い出しました。これはボクサーに限ったことではありません。人間は炭水化物（糖質）をエネルギーにして身体を動かしています。炭水化物の摂取を減らすと体の脂肪を使い始めて無駄な脂肪が減っていくと同時にたんぱく質なども足りないエネルギーの代わりに使い始めます。食べ物のたんぱく質でまかなえなければ自分の体の筋肉を分解してエネルギーの不足分を補います。簡単な解説ですが、これにより筋肉も落ちてしまうのです。ボクサーも減量によりトレーニングや現状維持に必要なたんぱく質が不足してしまい筋肉が壊れやすくなってしまった＝筋肉痛の発生というわけです。

運動をはじめる方へ
　長年運動を習慣化している方は体も慣れているのでそこにダイエット（減量）を組み合わせてもある程度対応できます。しかしいきなり減量＋運動をするとあさイチでもいっているとおり筋肉量まで減少＝基礎代謝の低下がでてきてしまいそのときはよくても後々困ってしまうことが多々あります。そこで最初は食事制限などをしなくても、運動を習慣化し体を慣らしながら少しづつ負荷を上げていけば自然と身体は細くなっていくと思います。

筋肉をつける＝基礎代謝をあげる
　負荷を上げていけば筋肉量は増えていくのでそこで初めて食事制限を考えていくのがよいと思います。だいたい２ヶ月～３ヶ月くらいの時間運動を続けるのが理想だと思います。え？時間がかかりすぎる？健康状態を考えながらより良い身体をつくるというのは時間がかかるものなので仕方ないと思ってください。無理に短時間で減量をすると結局怪我しやすい太りやすい身体になり自分がツケを払うはめになるのですから。運動をを習慣化して痛みや疲れがなかなか取れないという方は横山マッサージ鍼灸院でお待ちしています。