2016年01月12日

飲酒後の筋肉痛について(アルコール筋症)

 本格的な冬らしい天候になってきました。今後一週間はかなり気温が低めで推移するようなので体調管理をお気をつけください。

お酒を飲む機会が多い時期です。

 年末年始はお付き合いなどもありどうしてもアルコールを飲む機会が多くなってしまいます。私も晩酌はしませんが、こういう飲み会的な雰囲気は好きなので忘年会やお正月に家族や親戚と飲んでいました。一年間で一番お酒が売れる時期ではないでしょうか。しかしアルコールには思わぬ作用もあるようです。

亀五郎
また今年も父の誕生日(1月5日)に焼酎を送りました。


飲酒後の筋肉の痛み

 飲酒後、足や胸の筋肉あるいは関節が痛くなったことがありませんか?私は二日酔いはありますが、筋肉や関節が痛くなったことはありません。しかしそういう風に痛みが出る方もいるようです。それは「急性アルコール筋症」と呼ばれるものらしいです。これはアルコールの過剰摂取により出てくる症状です。アルコールにより筋力が低下したり筋肉痛になってしまうそうです。


急性アルコール筋症の症状は?

 ジムで身体を追い込んだ後のように筋肉痛のような感じになります。アルコールに弱い方や大量に飲酒をする方に発症してしまいます。症状がひどい場合はしびれや麻痺まで起こしてしまうそうです。

なぜ症状が起こるのか?
 それはアルコールを分解するためにたんぱく質と水分、ビタミンが使われるために発症します。アルコールは毒であり分解するために肝臓で分解されます。その分解のためにさまざまな栄養素が必要になります。それが足りないと体内のものを使おうとします。それによってたんぱく質が足りないと、筋肉を分解してでもたんぱく質を取り出してしまいます。無理なダイエットとよく似ていますね。

長期の飲酒習慣によって
 これは誰にでも言えることです。そして飲酒が習慣化していると「慢性アルコール筋症」になってしまいます。これによって筋肉がどんどん分解されてしまう恐れがあります。毎日飲酒するのは控えたほうがよいのかもしれません。

アルコール筋症にならないための飲酒は

 1、飲酒前、中、後に水分をしっかり取る。
まずアルコールをなるべく吸収させないように、あるいは早く体外に排出させるために水分を取りながら飲酒をすることをおすすめします。アルコールの分解にもアルコールを体外に出すためにも水分は重要です。理想はスポーツドリンクです。

 2、つまみと一緒に飲酒する。
アルコールの分解に必要なものを体外から摂取できれば体内の筋肉を分解する必要はありません。プラスマイナスをゼロにできれば筋症もおこらないはずです。

 3、空腹での飲酒はしないようにする
 これは2の理由でもだめなことですが、それ以上に空腹だとアルコールの吸収量が増えてしまいます。
 
適量の飲酒で、そしてアルコールの分解に必要な栄養をしっかり取りながら飲酒を楽しみましょう。トレーニングや仕事でカラダを動かす方はより意識してたんぱく質を摂取しながらの飲酒をおすすめします。

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